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ぼくらはDreamer【気象系BL】

第17章 介護ってなあに?


O「じゃあさ、五月ばあちゃんは”不幸”じゃなかったの?」

S「それは五月さん自身にしか分からないことなんだろうけど、少なくとも最期に身体を清めて貰って、化粧までして貰って…。感謝はしてると思うよ?」

私大野さんに一つお伝えするの忘れてたんですけど、大野さんが描かれた絵、施設の方が一緒に棺の中に入れて貰えるよう、ご家族の方にお願いしたそうですよ?

O「そっか…。オイラの絵、五月ばあちゃん、ちゃんと持ってってくれたんだ」

はい。
ご家族の方も、大変喜ばれていたそうです。

O「オイラ、描いてよかった…」

五月さんにとっては、少なくとも最後の思い出になったでしょうね?

O「だといいけど…」

さ、そろそろ纏めに入らせて頂きますね?


今回介護施設を舞台に、Dreamerの5人が実際の介護の現場を体験しました。

それぞれ思うことはあるかもしれません。

私だって最期の瞬間ぐらいは、自分の家で、大好きな家族に囲まれていたいと思います。

でも、もしそれが叶わない事情があるとしたら?

今はまだ若いから…。
現実として受け止めることは難しいと思います。
私だってそうです。

でもいずれやって来るんです、私達の身にも”老い”という現実が…。

もしかしたら私の家族が…
なんてこともないわけではありません。

そうなった時、あなたはどんな選択をしますか?

私?
私もこれからじっくり考えてみます(^_^)


インタビューはNamakoでした♥
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