第8章 ♥恋のカウンセリング受けてみない?
「ねぇねぇ、カズ? たまにはさ、オレとゲームでもしない?」
まずは相手が乗っかって来そうな誘い文句をかけてみましょう。
「ん? あぁ、いいけどどんなゲーム?」
ほら、乗っかった。
「ほら、野球挙とかさ」
「それってジャンケンで負けたら脱いでくんでしょ? 私、ジャンケン強いけど、いいんですか? 手加減しませんよ?」
余程ジャンケンに自信があるみたいですね。
でも私も負けてませんからね?
「よし、じゃあ、ジャンケン…ポン!」
フフフ…
こちらの勝ちですね。
「カズの負け〜。さ、脱いでよ?」
さぁ、後は交互に負けてやるんです。
そして最後の1枚をかけた大一番。
当然ですが、この勝負に負けるわけには行きません。
いざ、尋常に…
「ジャンケン…ポン! やった、カズの負け〜」
これで相手はスッポンポンです。
「恥ずかしい…よ…」
照れる姿もまたなんと可愛らしい…
「隠さないで? もっと見せてよ、カズの可愛いトコ」
ここで抱き締めましょう。
ですが、焦りは禁物です。
「相葉…さん?」
はい、軽く接吻して上げましょうか。
あ、最初っから舌入れたりはしないで下さいよ?
相手はビックリしてしまいますから。