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本気で諭(智)して【気象系BL】
第10章 生と死の境で
『おおちゃん 目覚まさないの?
…どうしよう
俺のせいだよな…。 うぅぅ。』
翔の手が奮えだし涙が溢れだす。
『絶対大丈夫だから …
翔はとにかく今はじっとしておけ』
握った手の力を強め布団の中に無理矢理押し込める。
― トントン ―
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