第3章 俺の気持ち
しばらく歩きながら話していたが やっぱりさっき辞める決意というか思いたった禁煙。
早速吸いたくなってきて、販売機でブラックコーヒーを買っ て 公園に入る。
すると音が聞こえたのか
『あ~、もう吸いたくなったんでしょ』
と翔。
ブランコの前の黄色いサクに座ると
『まぁな。 さっき思ったったばかりだから。
とりあえず宣言しといたほうがちゃんと出来るかな~ って』
『ハハハ。 まぁ いいんじゃん。 潤さんも喜ぶよ、 さっきも保健室でずっと話してたところだから』
それから、一時間くらい翔の話を聞いて、
雅紀が家に 帰ったのは夜中だった。