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本気で諭(智)して【気象系BL】

第27章 彼の人生


『え…』






翔が振り返るとお母さんはゆっくりと話しはじめた。






『予告もなにもなくあの日はやってきたの。




最初に倒れた時にはもう既に和也の病気はかなり進 行していて…




その日のうちに私達、両親には病名と余命宣告まで告 げられたわ…。





もちろん本人にはそんなことは告げられなかった…





けど全然隠せてなかったのかな…

いつの間にか知られていたのね………。






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