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本気で諭(智)して【気象系BL】
第27章 彼の人生
軽く徒競走は出来そうな長い廊下を抜けると
また無意味なほどに広いリビングへと通され、ソファーへと座る。
『今、お茶とケーキを持ってくるからちょっと待って てね。
和也がいなくなって家事をやる気力が無くなってし まって… 今 お手伝いさんを雇ってるのよ 』
そういうとお母さんは寂しそうに肩をおとした。
『…そうなんですか。
けど お気持ち分かります。 だからどうぞ お構いなく。』
そう翔が言うとお母さんは嬉しそうに笑う。
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