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本気で諭(智)して【気象系BL】

第22章 踏み外した道で


中学生時代の聖はそれから親には内緒でアルバイトを 続けた。









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『聖、ずいぶん成績上がってるわね。

それに引き換え智ったら…。      どうしちゃったのかしら。』






母親はため息まじりに二人のテストをソファーに座っ て見比べる。     それを見つめて聖は拳を握りしめ、





『…。




母さん。

俺、教師になる事にしたから。』





それだけ告げると、聖は自分の部屋へと戻って行った 。




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