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本気で諭(智)して【気象系BL】
第17章 平行線の自分
クラスに着くとみんな何も変わらない感じで翔に 声をかけてきてくれた。
だけどやっぱり授業も全くの上の空状態。
『…はぁ。』
小さなため息をついて 窓の外の空を眺める。
『…翔。 大丈夫? 気分悪くない?』
隣からは時々斗真が心配して 声をかけてくれた。
そうして、そんな状態のままなんとか一日の授業が終 わった。
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