第32章 ティンクとピーター夜の事情
【二宮side】
お風呂でヤってもよかったのに...
結構誘ったよ~?俺としては。
でも、彼には彼のプランがあるらしく、
正直、嫌な予感がしてるけど、
俺は、この日のために、
いろいろ考えて、準備してくれた翔さんに、
全部、任せるつもりでいた。
...かめのこと?
忘れてないよ。
何もなかったとはいえ、同じベッドで、
ほぼ裸で寝てたなんてさ...
ホントなら、3日は口利かないとこだけど...
今日は特別、許してやる...
でも、今度は、ないよ///(-ω-)/
バスローブだけ羽織って、俺は彼とリビングに戻った。
すると、
櫻「ちょっと待ってて!」
何だか慌てて自分の部屋に行った...
...さて..何が出てくるのかな?
櫻「はい!これに着替えてみてよ!
俺からの本日、最後のプレゼント♪」
「な~に~...??」
大きな袋から出てきたのは、
黄緑色のふわふわの...
...何だ、これ?
櫻「可愛いでしょ?それね、
ティンカーベルなんだ!
んで、俺のは、ピーターパン!」
「ティンカーベル~?」
櫻「そ♪」
...そ♪って...
この人、超嬉しそうな顔で笑ってるよ~///
なんだか、反論できなくって、
俺がそのまま立ってると、
櫻「セットになってるからね!着て来て~
俺はピーターパンに変身してくるから(^^♪
5分後集合な!!」
......有無を言わさぬ、櫻井翔の攻撃に、
俺は黄緑のふわふわを持って、
固まっていた。
彼はもう、お召し替えに行ったけど。
......仕方ない(-_-;)
付き合うしかないかぁ...
俺も、渋々部屋に向かった。