第29章 永遠
二「分かってるくせにさ!さっきから、
それ、焦らしてるつもりなんでしょ!!」
ニノの逆襲は、さらに続く。
二「こんなに、しょおに触って欲しがってるの気付かない振り、よくできるよね!」
「やっ..、それは、ほら..。あれ..」
ニノのストレート過ぎる言葉は、もう俺の予想を遥かに裏切っていて、答える俺は、しどろもどろもいいところだ。
二「俺なら、ちゃんと答えてやるよ?...ほら!こんな風にね...!」
「..あんっ!」
ニノに強く握られて、先端を親指の腹で押されて、恥ずかしほど、甘い声を漏らしてしまった俺は、きっと、耳まで真っ赤になった。
今夜のニノは、あり得ない程の、
余裕というか、自信というか、
不思議なオーラをまとっている感じで。
俺よりも、何枚も上手。
.....これってば、結婚決まった女、
...この場合男だけど...の余裕、的な?
だとしたら、敵うわけないよ~(´Д`)
俺自身を上下に扱きながら、
唇を激しく奪うキスをするニノ...。
俺を壁まで追いやって、
すかさず、しゃがみこんでそれに舌を這わせた。
「あっ!...ニノ...。ごめんって...んっ///」
堪らなくて、ニノの頭を抱えた俺は、
もうすっかり、小悪魔ニノに、
心も身体もやられていた。