第29章 永遠
〔櫻井side〕
昔のニノはさ、こんなに素直じゃなかったよね。
玄関を入ると、直ぐに後ろから抱きついてきた、ニノ。
俺はわざと、のんびりと言う。
「なになに!どーした?」
二「ねぇ、翔ってさ、ほんと意地悪だよね!」
恨みがましいそんな目で見ても、
逆効果。....あっ、分かってやってる?
もしかして...(^.^)
俺は、靴を脱いだばかりのニノを抱き上げ、
「お腹いっぱいだしさ♪もう寝る?」
二「お風呂、入る。翔が洗って!」
(なんだそれ...。可愛すぎる...。)
「ハイハイ。じいやが姫を洗いますから。」
二「なんか、想像した...。
姫を洗う、じい...。」
そう言うニノに、ふたりで声を上げて笑った。
......からの。風呂場、なう。
無防備に全裸を俺の前に晒すニノ...。
(ヤバい、もう、反応する..。これじゃ、まるで中学生並みだよ...)
ボディーソープを泡立ててから、
そっとニノの肌を手のひらで撫でると、ニノは、くすぐったそうに身をよじった。
首筋から、ゆっくりと下に手を滑らせ、
胸の先端を指先で摘まんだ。
二「あっ...。」可愛い声を出す
ニノに、俺の下半身は、再び....する。
執拗に胸の突起を攻め立てると、
二「...あんっ...しょお..あぁ..」
顎を上げ、矯声を漏らす彼に、
もう、足の間で、ヤツが期待しまくりだよ...。