• テキストサイズ

いつも貴方がいた【気象系BL】

第27章 夢国



企画の性質上、直前まで、
二ノには話すことが出来ない。


以前、
『ふたりで海外のディズニーに行こう』
と約束したことがあったけど、
こんな形で実現しようとは...

まあ、ふたりで...っていうのは違うけど、
喜んでくれるかなぁ~...

俺は、二ノの反応を想像して、
あれこれ思いを巡らしていた。

二「ねぇ...さっきから何ニヤニヤしてんの?」

「えっ?俺、笑ってなんか...」

二「笑ってた!!!や~らし//」

そう上目遣いで言う二ノ。


今夜は、いつものように俺のマンションで、
二ノの作ったご飯を食べていた。

今夜のメニューはグラタンだって...
マジで、旨い。

こんな何から出来ているのか、
訳の分からないものを作ってくれる二ノ..

惚れ直すっつーの////

俺は、話を反らそうと、

「グラタンとか作るって、すげーよな!!」
と大袈裟に誉めた。

二「案外、簡単なんだよ。翔にも今度、
作り方教えるよ」

「二ノが作ってくれるから、いい♪」

二「なにそれ...♡」
二ノは、ちょっと照れて笑った。

(...可愛い♡...ほんと、可愛すぎでしょ♡♡)

二「今日、相葉さんがソルトバスの素、
くれたんだ...一緒に、入る?」

二ノの俺を見る目は、少し潤んでいて...

(...スイッチ、押したよね??
珍しく、お風呂のお誘い、だし♡)

「ソルト?」

二「すごい汗かくらしいよ~。
相葉さんぼいよね~(^^)」

「そんなの使わなくても、汗かくけどね♪」

俺の言いたいことが分かったらしく、

二「ばーか♡♡」
と赤くなった。


/ 597ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp