第26章 合宿
〔櫻井side〕
まずは席決めじゃんけん。
これ、意外と重要なんだよね~。
結果は、時計回りで
俺、二ノ、大野さん、松潤、相葉くん
の順。
(二ノの隣りかぁ...うまくやらなきゃ...
そして、相葉くんは..行けそうかも...笑)
..............
ババ抜きは、探り合いからスタートしたが、
どうも、始めにババを持ってるのは....
....この段階では、分からない...
と言うことは、松潤か二ノか...?
二順目に、大野さんが赤くなる。
笑いを堪えきれない。
やっぱり....
始めは二ノが持ってたんだ。
............
それから、ババも順当??に
俺のところに来た。
....さて...二ノに引かせるように...っと。
二ノが下から、俺を見る。
上目遣いで....
含み笑いで....
完全に俺にババがあることは、
分かっている。
負けずにじっと見つめかえす俺...
相葉くんは声を上げて笑っている。
松「どこ引くの?...どれ~??」
楽しそうに盛り上げてくれる。
大野さんも笑いながら見ている。
正直、部屋割りさぁ...
どうでもいいんだよ。
だって仮に二ノと2人部屋になっても、
....どうこうできない...だろうし...
.......ただ。
大野さんと2人部屋は、
ちょっと気まずい。
二ノの視線も怖いし....
さて...
今は二ノに引かせたい...