第26章 合宿
前回の合宿は山中湖だった。
今回は、長野県の軽井沢。
二ノと付き合って間もない頃に、
先輩の別荘を借りて行ったっけ...
2人乗り自転車に乗せられて...
それで....、.........
松「何か、やらしーなー。この人。」
「えっ?何が?何で??」
松「今日は、合宿だからね!!
翔さんの想像してるようなことは、
ないよ~♪」
(松潤、俺が二ノとの軽井沢を
思い出して笑ってたの、見てたんか///」
相「俺たちはいいけど~、カメラの前は、
ヤバいからね...」
(...心配しなくても、
君たちが期待しているようなことは、
ないから....)
「ハイハイ...分かってますよ...」
仕方なく合わせる俺を、
二ノは少し離れたところから、
笑って見ていた。
そして、大型バスに乗り込んだのは、
その後直ぐ。
カメラも数台一緒なので、
俺は意識して、二ノとは離れた席を
キープした。
大丈夫だとは思うけど、
そうは思うけど、
何かの拍子にさ...
出ちゃうといけないでしょ...
夕べ、その話をすると
二ノはワザと口をすぼめて、
二「え~...せっかくの旅行なのに~」
(コイツ、わかってるくせに...
...よーし!!それなら...)
「じゃあいいよ!!隣にベッタリくっついて
座ってこーぜ~。こっそり、
下で、手繋いでくか!!」
そういう俺に、二ノは笑って、
二「わかったよ~!遠くから見てる....
櫻井翔が大口開けて、
ガーガー寝てるとこ♪」
「コイツ~//ふざけんなよ~!」
笑いながら逃げようとする二ノを捕まえて、
その減らず口を俺の唇で塞いだ。