第22章 友情
〔櫻井side〕
松潤が、手料理を作ってくれる、
って言って、大野・松本チームで、
食材の買い出し...
俺と二ノ、そして車で来ていた相葉、
3人で酒を買っていくことになった。
『メンバーの家とか行って、
ワイワイやりたいね♪』と、
みんなで話していたばかりだったが、
早速、実現する運びに....
3人でワインを選んでいると、
以前、『しやがれ』にもゲストで
来てくれた、大物俳優のNに遭遇....
丁寧に挨拶をし、少し世間話をしていると、
N「そう言えばさ、この間、
銀座のホテルで、ふたり、見かけたよ~」
二「えっ!!....ホントですか~?
声掛けてくれれば、よったのに...」
俺は、焦りを悟られないように、
「どこでですか~?全然、
分からなかった...」
N「スポーツクラブ。あんまり、
仲良さそうだったから、
悪いかな~と思って」
内心、冷や汗もので、
どう言おうかと考えていると、
相「俺も、居たんですよ!!!」
と、相葉さんが突然割り込んだ。
すると、Nさんは、
N「ほんとに??あれっ?
気づかなかった~!!ごめんね~。」
と恐縮顔。
相「俺そんなに、存在感薄いかなぁ~。
よく言われるんですよ『忍者』って..」
相葉さんがそう笑ったので、
Nさんも笑い、それ以上、
その話題には触れなかった。
相葉さん!!ナイスだよ///
全くらしくない、その機転に
助けられちゃったね....
二「相葉さん、どうしたの~?
別の人かと思った~♪」
相「....なんだよ!!せっかく...」
二ノも、感謝してるみたいだ(^ー^*)