第22章 友情
〔櫻井side〕
何とか、収録も無事に終わり、
俺たちは楽屋に戻った。
(やっぱ、ここは、
筋通しとかなきゃ!!でしょ//)
つーことで、俺は潔く深々と頭を下げた。
「智くん、ごめん!!!」
大「なにが~?」
「なにが..って、あの..衣装...」
すると、大野さんは、ちょっと笑って、
大「翔ちゃんでも、そんなことあるって
分かって、ホットした...」
そう言って笑った。
えーっと....
そんなこととは、この場合...
二ノのあれ...のことで...
つまりは...
俺は、欲情に任せて、そんな失態を
冒さないように思ってたけど、
実際は、そうじゃなかった....
それを、ホッとしている..と...
大野さんの言葉を、しっかり
噛み砕いていると、松潤が...
ニヤニヤしながら、
松「あれさぁ...今朝の、でしょ??」
相「えっ??今朝って....今朝~!!!」
(相変わらず、君が食いつくのは、そこね..)
俺が、何て答えようかと、考えていると、
二ノが、首から上、全部を真っ赤にして、
二「...俺が、つけて!って、頼んだの///」
とヤケクソ気味にカミングアウト!!
みんなが一斉に、
それまで黙っていた二ノを見た。