第19章 戯事
〔櫻井side〕
二ノの限界が近いことは、
口の中ではちきれそうになった二ノ自身が、
俺に伝えてきた。
俺だって、愛しい人の乱れる姿と甘い声に、
余裕なんてまるでなくなってた。
最早虫の息の二ノを、壁に向けて立たせて、
松潤の甘い泡の助けで、
二ノを後ろから一気に貫いた。
「...んんっ///」
根元まで俺自身を埋めると、
「...動くよ?」
二「.... ...」無言の肯定を受け、
俺はゆっくりと動き始めた。
二「...ぁん..イイ..しょお///」
二ノの喘声は、更に高まる。
徐に、二ノの左足をバスタブに乗せ、
突き上げる角度を変えると、
二「あああっ/////..ヤァッ」
...そう。そこが二ノのイイところ♡
緩急を付けて、二ノを追い詰めると、
二「...もぅ...イク///」
二ノは風呂場の床に、熱を吐き出し、
たまらず跪く。
俺は、その身体を追いかけて、
腰を掴んで、動くスピードを上げ、
二ノの中に思いを吐き出した。