第18章 信愛

指を抜いたそこに、
俺は自身をねじり込もうとした。

二「...はっ..んん..っつ..」

「カズ..息..止めないで///」

ニノ自身を直に握ると、
ニノは甘い声を漏らし、身悶える。

意識が違う方に向いたその隙に、
俺自身を奥まで収めた。

二「..うぅ...」

「カズ...大丈夫？」
顔をのぞき込んだら、
ニノは涙をいっぱいに溜めて、

二「...しょお..俺たち、今...
ひとつ…だよね…」
そう言って、精一杯の笑顔を見せてくれた。

俺はそんなニノをさらに強く抱き締めた。

「.....うごくよ..」

二「...もっと..奥まで..きて..」
耳元で甘い声で囁かれ、
俺はニノの両脚を高く上げ、
一番奥を目指した。

浅く、深く、繰り返される刺激に、

二「..あっ..んっ..はぁ..
しょ..う..もう...」

ニノは、限界が近いことを
喘声の中で知らせてくる。

そういう俺も、

「..ごめん..もう...限界..かも..」

そう言って、さらに激しく突き上げた。

二「...ふぁ..あっ...ああ..」

ニノが腹に熱を吐き出したその締め付けで、
俺もニノの中でイった。


肩で息をするニノの髪を何度も撫でて、

「..愛してる...もう、どこにも行かない」


二「...しょう..ずっと俺のこと、
抱きしめてて....」
そう言って俺の首にしがみつき、
はっきりと言った。

二「俺も、愛してる...」


泣きじゃくるニノのことを、ずっと、
抱きしめていた。


この時間が....
ずっと、ずっと、
続くことを祈りながら....