第2章 告白
ニノ「新聞にさ、でたでしょ...」
「あっ....あれは..」
ニノ「あんなの、いつものことだ//
ないことばっかり、並べてるんだ
ってそう思うけど...
そう思おうとしたけど....」
この頃から、ニノは少し
涙声になっていた。
ニノ「あの娘と2人でいるのかな...
とか、
あの娘だけに
誰にも見せない笑顔で、
優しく笑ってるのかなって、
あの娘を抱きしめているのかなって..
思ったら.....
そう思ったら、苦しくて、
息が出来なくなりそうだった」
ニノ「こんなに、
こんなに翔さんのこと
好きだったんだって...
そう気付いて...
そしたら、俺さ...」
!!!!!
ニノ「翔さん!!」
俺は気がついたら、
ニノを抱きしめていた。
(こいつって、こんなに
細かったっけ....)
俺の腕の中で震えるニノが
可愛いくって、
どうしようもなく可愛くて、
俺は、ニノを抱く両腕に
更に力を込めた。