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廻る世界の片隅で【Dグレ短編集】

第9章 ◆はなむけの詞を君に(神田)



◆◇あとがき◇◆


ここまで目を通して頂き有難う御座います
「あとがき」という名の言い訳謝罪です

4/1はエイプリルフール!
という事で思いっきり遊びました、ごめんなさい<(_ _)>

placeをこんな先の未来まで書くか未定ですし、こんな未来であるかも予測不能
ただ、こんな形の未来もあるかもしれない
という作者の勝手妄想(遊び)でした

基本ハッピーエンド好きなので悲しい終わり方は苦手です(切なENDも好きですけれど!)
自分で書いてて、辛み…;;とかなってました阿呆作者です

けれど生には必ず死が訪れるもの
いつかは訪れる別れ
特に人とノアでは生きる速度も違う
もしかしたら、あり得る未来かもしれない
ふと2人の未来を考えた時、見えたこれも1つの辿る道です

難しいけれど、神田ユウを見て死を語るならば
彼の死は〝神田ユウ〟と〝移植された脳の持ち主(生前の自分)〟2人の本当の終着点であり、第二使徒や背負ったものの解放でもあるかもしれない
死後の救いは求めていない、地獄行きを望む彼だからこそ、そこに辿り着いた時に愛しいと思える存在に包まれて見届けてもらえたなら
それはもしかしたら、ひとつの幸せな終わりの形なのかもしれない

辛い生き方ばかりしてきた彼だから
最期は笑顔でいられたら
幸福を感じていられたら

そうであったらいいな、と私は思います



2017.4.1 栗駒


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