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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第53章 ハワイでのハネムーン


午前中はホテルでのんびりと過ごした。


他愛ない会話をしながら、ホテルでくつろいた。


近くのお店で美味しいパンケーキを食べた後、ブラブラと買い物をがてら散歩した。


和「わ、これ可愛い。智香ちゃんと和香にお揃いできる」


「男の子用もあるぞ?」


和「それも買おう」


「お、かず!釣竿あんぞ?」


和「もー。持って帰るの邪魔くさいでしょうが。却下」


「へーい」


和「サンダルも安いなぁ…」


「なぁ、かず…」


和「ん?」


笑いながら買い物カゴを指差すと…ほぼほぼ子供達のやつばかりで。
かずもそれに気付いて笑った。


和「………たまには2人でのんびりって…久し振りの夫婦水入らずって思ったけど…俺達やっぱりパパとママだね」


「だなぁ…ちょっと寂しくなってきたもんな…」


和「ちょっと早目に帰る?」


「だな」


精算を済ませて店を出る。


かずから荷物を受け取り歩いているとかずが手を握ってくる。


和「もうちょっとだけ」


恥ずかしそうにかずが呟く。
その手をおいらもしっかり握り返していた。


普段町中で手なんて繋がないから…恥ずかしい。
でも…たまに不意に出してくるかずの甘えタイム。
たまんなく可愛い。


やべ…あんなにしたのにな…。


かずと寄り添いながら2人で皆が待つ場所へ戻っていった。
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