第50章 結婚式に向けて
ー潤sideー
「母さんと何話してたの」
翔「ん?内緒」
「え?」
バスタオルで髪を拭きながら翔を見つめると翔は楽しそうに笑った。
風呂から上がると翔は母さんと手を握って何か話をしてた。
………気になるのに…。
翔「ふふっ。さ、寝ようか?」
先にベッドに潜り込む翔。
俺も慌てて横に潜り込んだ。
翔「髪ドライヤーかけなくていいの?」
「いい」
後ろから翔を抱き締め肩に顔を埋める。
「なぁ翔」
翔「ん?」
「太陽小学校に上がったらさ…ゲストルーム無くして太陽の部屋にしない?」
翔「え?」
「そうしないとさ…ほら、学習机も置かないとだし…太陽の部屋が居るだろ?」
翔「そっかぁ…でも…寂しいなぁ一緒に寝ないのは。それにさ…よくあの部屋使うでしょ。にのや智くん。相葉くんとあやちゃん。親達も泊まったら使うし…小栗くんもよく使うでしょ。七之助くんも…その他大勢」
「まぁ確かに…酔って泊まった時はあの部屋で爆睡だもんな」
翔「追々考えよう?」
「そうだな…」
ちゅっと頬にキスすると頬を赤らめた翔が後ろを振り返る。
翔「もう…駄目だよ。ここでもするつもり?」
「キスしただけだけど?」
翔「潤止まんなくなるじゃん…」
「翔が煽らなければね…」
翔「あっっ…」
そう言いながら俺は綺麗な翔のうなじにキスをした。