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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第49章 15周年の始まり


ー翔sideー


「はぁ…ダルい…」


ぼんやりと天井を見ながらため息をつく。


「何回したっけ…」


思い出しながら指折り数えるけど…覚えてない位に潤と交わった。


隣を見ると潤は俺を抱き締めながらぐっすりと寝息を立ててる。
2人共もうベッドまで動く気力がないから…そのままシーツ1枚にくるまっていた。
床暖房で良かった…。
でも絶対身体痛いやつだ…。


それでもいい。
隣を見ればそこには潤が居る。
それだけで俺は…満たされる。


もうすぐ潤がハワイに行ってライブ会場の下見に行く。
また数日離れてしまう。


耐えられるかな…。


潤の頬に手を添えながら…そっと唇を重ねる。


潤「ん…」


長い睫毛がピクリと動く。


「潤…」


そのまま何度も唇を重ねた。
ちろっと舌を這わせると…うっすらとその唇が開く。
そのまま舌を滑り込ませ潤の舌に吸い付いた。


潤「ん、ぅ…」


ちゅぅっと唾液を舐めながら離れると目の前にある潤の首筋…。


我慢出来なくなった俺は思いきりそこに吸い付いた。
俺の…潤…。


顔を離すとそこには赤く咲いた痕。
幸せな気分になった。


俺の潤…俺だけの…。


まだ満足出来なかった俺はまたそこに吸い付いていった。
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