第7章 想いの交差
ー翔sideー
「あっっ、んっっ、潤っっ…!」
暗がりの部屋に行為の音と俺の声が響く。
潤「っっ…翔っっ…」
家に帰った後、俺は自分から潤を求めた。
今日はどうしても…潤に抱かれたかった。
あんな男前な潤を見て…そんな気にならない方がどうかしてる。
俺を見つめながら、潤は激しく腰を使った。
「潤っっ…あ、も、もっと奥っっ…」
潤「ここ…?」
「あぁっっ、そこっっ…!」
俺の良い場所に潤の自身が当たる。
潤「すげっ…めっちゃ締まるっっ…」
「あ、あんっっ…も、駄目、潤っっ…」
潤「俺も出るっっ…」
潤が自身をギリギリまで引き抜き、一気に捩じ込んだ。
「あ、あぁんっっ!」
俺の塊から白濁が溢れる。
潤「っっ…!」
呻き声が聞こえると同時に腹部に熱い物が注がれた。
「あ、あっっ…」
潤「はぁっ…はぁっ…すっげ…翔…」
俺を抱き締めたまま枕に顔を埋めながら潤が呟いた。
「ん…何…?」
潤「超気持ち良かった今日…」
「潤も激しかった…」
潤「そう?パワーアップしてた?」
潤が顔を上げ、俺を見つめて来る。
「わ、分かんないけど…凄かったよ」
潤「良かった満足してもらえて」
ちゅっと優しいキスが落とされる。
潤「明日…一緒に婚姻届出そう。2人で行こうな」
「うん」
ゆっくりと塊を引き抜き、潤が俺の隣に横になる。
俺の放った白濁の処理をした後、俺を抱き寄せ、俺もそのまま潤に身体を委ねた。
潤「あのさ、うちの親から連絡あって…翔のとこの家族と一度食事一緒にしたいって」
「食事?」
潤「うん」
「嬉しいけど…緊張するね」
潤「だな。でもまぁ…大丈夫だろ。何度か会ってるからさ。コンサートの楽屋で」
「そうだね」
潤「じゃあ伝えておいてくれる?」
「分かった」
松本家と櫻井家…合わせて9人か。
楽しくなりそうだな。
そんな事を考えながら俺は潤の腕の中でまどろんでいった。