第49章 １５周年の始まり

「じゅ、ん…？」


トクン、と甘い声に心が疼いた。


潤『翔…ほら…』


「っっ…や…恥ずかしい…」


潤『何で…？翔の後ろ…もうトロトロじゃん…』


「やぁ…」


潤『聞かせて？翔の可愛い声』


「潤…」


潤『はぁっ…翔…』


潤の声が聞こえる。
声と一緒に聞こえる水音。
潤…触ってる…？


「潤…」


潤の言葉に俺の手が…ゆっくりとお尻に伸びる。


するりと撫でながら…中心にある蕾を撫でる。


「あ、やん…」


潤『翔…可愛いよ…気持ちいい…』


「潤恥ずかしいよ…」


潤『翔可愛い顔してる…ほら…ゆっくり挿れて…俺がしてる様に…』


「ん…」


ゆっくりと中指を挿れていく。


「あっっ…あぁ…潤…潤の指…欲しいっ…」


潤『俺の指だと思って？俺も…翔が触ってるって思ってる…』


「潤の…」


潤『ほら…翔の手すっげー気持ちいい…あぁ…』


「潤っっ…」


潤の声を聞きながら…俺は指を奥まで押し込んでいく。


「あぁっっ…潤の指気持ちいいっっ…もっと奥まで欲しいっっ…」


潤『翔奥好きだもんな…奥の右の方…』


俺は導かれるままに奥の右上の方に触れる。


「んぁぁっっ！」


ビクンと俺の身体が跳ねた。