第48章 最愛の家族
「えっと…じゃあ…お世話になりました」
翔父「うん。まぁ、気を付けて」
「はい」
太陽「ばいばーい!」
翔母「太陽またね?」
翔「じゃあまた」
家を出て車に乗り込む。
チャイルドシートに太陽を乗せて出発した。
翔「はぁ…ゆっくりした筈なのに…何か疲れた…」
「………気まずかったな…」
翔「修ずっと笑ってたし…」
「まさか…皆の前で暴露されるなんてな…」
顔を合わせてお互いに苦笑した。
今度から実家でのえっちは気を付けよう…。
いや、ヤるなよって話だよな…。
翔「潤どうしたの?」
「ん?あ、いやこっちの話」
翔「変なのー」
ケラケラと翔が笑う。
翔「さて…また明日から撮影頑張ろ」
「撮影順調?」
翔「すっごい順調。毎日巻きで終わるから凄く助かってるよ」
「確かに早く帰って来てるもんな」
翔「うん。早く潤と太陽に会えるから嬉しい」
「俺もだよ」
ちょうどいいタイミングで赤信号に変わる。
俺はそのまま顔を寄せ、翔にキスした。
翔が頬を赤らめながら嬉しそうに微笑んだ。
もう…可愛過ぎだろ…。
またキスしようと顔を近付けたけど青信号に変わってしまった。
「残念」
翔「ふふっ」
直ぐに車を発進させ、俺達は自宅へと向かった。