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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第29章 思い出のヌードグラビア


ー和也sideー


「うわー」


綾香「綺麗…」


待ちに待った翔さんのヌードが表紙の『an・an』の発売日。


仕事が休みの俺と綾香ちゃんは翔さん家で雑誌の観賞会をした。


その『an・an』は…売り切れ店が沢山出る程の売れ行きで…物凄い発行部数を記録した。
それより何よりも驚いたのは…同じ日に極秘で撮られた翔さんと潤くんのヌード写真集。


2人きりで撮って…全部潤くんが編集して作った…世界にたった一点の写真集。


見ると…『an・an』とは比べ物にならない程の…綺麗な写真集。


全編前張りも着けないフルヌードの翔さんと潤くん。
でも…いやらしいとかそんな印象はなく…2人が本当にいい表情で幸せそうだった。


それを俺と綾香ちゃんにだけ見せてくれた。
さとしと相葉さんには内緒で。


綾香「溜め息出ちゃう。翔くん本当に綺麗」


翔「ありがと」



嬉しそうに翔さんは微笑んだ。


綾香「でもこんな写真撮って…そういう気分にならなかったの?」


翔「ううん。ただただ楽しかった。途中から裸だって気にならなかったし…。でも…」


「でも?」


翔「帰って来て…速攻でベッド」


綾香「やっぱり」


翔「潤てばさ…『もう我慢出来ねぇ』って…もう野獣みたいなセックス」


「わぁお」


綾香「ふふっ。凄い」


「2人共機会があったらやってみたら?」


綾香「まーくん撮影どころじゃなくなりそう」


「相葉さんならありえるね」


綾香「にのくんとこは?」


「どうかな…俺が裸さらしたくないよ。ぽにょってるしね」


「でもにのも華奢で可愛いけどな」


綾香「うん。色気あるよ?翔くんとは違った色気」


「照れる…」


翔「本当だよ」


2人にそう言われてほだされると…。


いつか…俺もさとしと一緒にヌード…撮っても良いかな、なんて…思ってしまったのだった。
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