第25章 それってスワッピング?
「翔どうした?」
和(翔)「潤…ぐすっ…」
「え、え、何?」
脱衣所の扉を開くと翔がべそをかきながらバスルームに入ろうとしていた。
慌てて腕を引いてそれを引き留める。
「どうしたんだよ翔…泣き出して…」
和(翔)「だってぇ…ぐすっ…起きて冷静になったら潤とにのがえっちしたの…嫌なんだもん…」
「翔…」
和(翔)「俺だって智くんとしたけど…理不尽だって分かってるけど嫌なんだもん…馬鹿…」
ぐずぐず泣きながら俺に抱き着いて来る。
和(翔)「潤は俺の!俺だけのだから!!もうにのとしちゃ駄目!!」
「っっ…」
か…可愛い…!!
可愛い過ぎるだろ俺の嫁!!
何だこの幸せな独占欲!!
聞いたか!誰か聞いたか!!
普段はしっかり者でグループ引っ張って番組も仕切って月曜日はキャスターなんてやってスーツでしっかり決めてラップなんて決めてんのに…!!
何だこの可愛さ!!俺の嫁可愛い!!世界一可愛い!!
和(翔)「じ、潤!?あの…」
「何で早く元に戻んないかなーめっちゃくちゃに抱くのに…」
和(翔)「にのと目茶苦茶激しいのしてたじゃん…」
唇を尖らせながらじっと俺を見つめる。
「翔じゃないと…そこまでやる気になんねぇよ。」
和(翔)「潤…俺も早く戻りたい…」
「大丈夫だよ。その内戻るから」
ぽんぽんと翔の頭を撫でる。
「戻ったら目茶苦茶愛してやるから」
和(翔)「うん…愛して?」
俺を見上げる翔に優しくキスを落とした。