第24章 お稲荷様大パニック
ー和(翔)sideー
太陽「まんま…まんま…」
太陽の泣き声で目を覚ますと…既に隣に潤の姿は無く、時計は既に8時を指している。
「やば…寝すぎた」
慌てて起き上がり、太陽を抱き抱える。
太陽「かじゅまんま」
「違うよママだよ太陽」
太陽「かじゅまんま」
「………分かんないよね…」
入れ替わってから3日。
元に戻る気配は全く無くて。
念の為に智くんとにのはうちにずっと泊まってるけど…。
「はぁ…」
太陽のオムツを変えていると寝室の扉をノックされた。
翔(和)「翔さん起きてる?」
「あ、うん。おはよ」
翔(和)「おはよー。太陽くんもおはよー」
太陽「まんまー」
翔(和)「ふふっ。違うよ俺はかずママだよ、っても分かんないか」
太陽「きゃっきゃっ♪」
「なーんか妬けるなぁ。にのに太陽取られたみたい」
翔(和)「すぐ戻りますよきっと」
「だといいけどね…」
本当に…戻れるのかな…。
不安げになってると寝室の扉が開く。
潤「翔、にの、おはよ。ご飯出来てるよ」
「はーい」
そしてそのまま俺達はリビングへと向かった。