第23章 CHANGE!!
ー翔sideー
「あーもう…腰痛い…」
和「大丈夫ですか?」
「んー…朝よりは大分良いんだけど…はぁ…馬鹿潤…」
腰を撫でながら俺はにのを助手席に、車を運転していた。
和「最近激しいですね潤くん」
「そうなんだよ…。スイッチ入ったらやだっつっても聞かないんだよな…」
和「因みにさー、何回してます?一晩に」
「昨日は3回かな…」
和「うわー絶倫…」
「この間なんてさ…『新記録に挑戦しようぜ』とか言って…何回したと思う?」
和「………4回?」
「………6回」
和「ぶはっ!」
お茶を飲みながらにのがケタケタ笑う。
「笑い事じゃないよ。7回目もしようとしたんだから。思いきりベッドから蹴り飛ばしてやったよ。そんだけしたのに次の日の夜も普通に盛ってくんだから」
和「あっはっは。あー面白い」
「本当…笑い事じゃないよ。このままじゃ仕事に差し支えて本格復帰なんて出来ないっての。あの性欲魔神」
和「ふふっ。まぁでも普段は優しいでしょ。何より翔さんの事最優先にしてくれてるんだから」
「まぁ…そうなんだけど…」
和「結局ノロケに聞こえるんですよね」
「いや、セックスだけ譲らな過ぎなんだよ」
和「ちょっと羨ましいですよ。さとしは…結構淡白ですからね」
「そう?でもしてるでしょ?」
和「まぁ今は子作り頑張ってるんで。それでも俺が大分誘ってるんです。最近また絵に集中してるから籠ってて。放っとくと朝から晩まで出て来ませんから」
「そうなんだ…」
和「溜めたらする時は激しいですけどね。そんな6回とか無いですよ」
「いや。貸そうかマジで。本当半端無いから」
和「じゃあ今度スワッピングでもやりますか」
「ははっ、AVかよ」
和「んふふ」
そんな奥様同士の会話の定番・旦那の愚痴を面白おかしく話しながら俺達は家へと車を走らせた。
今日は…にのと智くんがうちにお泊まりだ。