第4章 結婚までの道のりー前編ー
「んんっっ…」
潤の指が中に入ってくる。
潤「力抜いて…」
「ん…あっっ…」
いつも言われるけれど最初は上手く力が抜けない。
俺はいつもの様に必死に呼吸を整えた。
「ふぅっ…はふっ…」
潤「その顔すげー色っぽい…妊娠して感度上がった?」
「知らないよ…あっっ…」
俺は両手で顔を隠しながら横を向いた。
潤に抱かれるのは何度目だろう。
もう分からない位抱かれてる。
それでもいつも恥ずかしさは消えない。
快楽に飲まれるまでは…羞恥心が拭えない。
「ん…あっっ…潤ちょっと待って…」
いつもより速いスピードで中を掻き回される。
気持ちいいけど…お腹かが圧迫されて変な気持ちになる。
「あ、あっっ…や、やだっっ…ちょっと待ってこれ…」
潤「どうした?」
胸の奥から熱い物が込み上げる。
………吐きそう。
「ご、ごめ…うえっ…!」
潤「おわっ!」
反射的に顔を背けた俺は…シーツの上に思いきり吐いてしまった。