第14章 生涯一度の恋
「はぁー…さっぱりした」
風呂上がり、髪を拭きながら寝室に入る。
ゲストルームでは智くんとにの。リビングで相葉くんが寝ている。
潤は…何故かさっきから無言で既に布団に潜り込んでいた。
「潤もう寝たの?」
潤「………」
疲れてたのかな…。
俺はドライヤーを取り、ベッドに座る。
すると布団からいきなり手が伸び、腕を掴まれる。
「じ、潤起きて…わぁっっ!!」
ドライヤーを取り上げられ、ベッドに押し倒される。
「な、何…」
顔を上げると怒った様な顔の潤がドライヤーを床に投げ捨てた。
潤「何じゃねぇよ」
「は…?」
潤「俺以外の奴に何で平気で胸見せてんだよ」
「お、俺以外って…にのだろ。別に裸何回も見られてるじゃん」
潤「それとこれとは違うだろ。あんな場面見せて…大体さ、もうおっぱいやらなくていいんじゃね?むやみに吸わせんなよ」
「はぁ?何言ってんの。むやみにじゃないだろ。息子だろ?」
潤「翔のおっぱいは俺んだろ!!」
「はぁぁ!?」
潤「息子だって関係あるか!もう俺以外におっぱい吸わせんな!太陽には粉ミルクあんだろ!」
「馬鹿!!おっぱいも大事だろ!息子に嫉妬すんな馬鹿潤!!」
潤「馬鹿馬鹿言うなよ!とにかくもうおっぱいは駄目!おっぱいは俺の!!」
「お前のじゃない!俺のおっぱいだよ!」
潤「俺のおっぱい!!」
「俺の!!」
潤「あーもう!!分からず屋の頑固嫁!!」
「何だよ馬鹿旦那!馬鹿馬鹿!!年下の旦那って本当馬鹿!ワガママで面倒臭い!!」
潤「はぁ!?その年下にいつもひんひん言わされてるのはどこの誰だよ!!」
「ひ、ひんひんなんて言ってない!!」
潤「そうかよ!!」
「あぅ…!」
いきなりパジャマごと飾りを摘ままれ声が上がる。
潤「ひんひん言わせてやるよ!翔の身体全部俺んだからな!!」
「や、やだ!!皆居るんだよ!?」
潤「聞かせてやればいいだろ!?俺怒ってんだからな!!」
「ば、馬鹿馬鹿!やだっ!!変態!!」
ジタバタ抵抗する俺を潤は意図も簡単に裸にしていった。