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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第73章 押された背中


「ん?」


2人の気配に振り返ると子供達は俺に「しー」と言いながら智くんに近付いていく。


何か企んでるのかな…。


そうとは知らない智くんはのんびりとにのとテーブルに座って俺と潤が用意してるハンバーグを待っていた。


そして…。


智「どわぁぁっ!何だっ!?」


両サイドから太陽ととも君がいきなり智くんの股間を掴む。


和「何してんの!」


潤「ぷっ…」


2人の意図を悟ったのか、潤がその光景を見て吹き出す。


太陽「ほんとだ!」


智「うぉぉっ!」


智也「でしょ?」


ケラケラ笑いながら2人は走ってリビングに逃げていく。


智「な、何だよお前ら!勝手に人のちんこを!」


潤「くくっ、ざまみろりーだー」


智「はぁ?」


和「何?翔さん何なの?」


「んー?何だろね」


潤と目を合わせて2人で笑った。


潤「ほら、俺の奥さんの最高のハンバーグが冷めちまうぞ」


潤に促され、2人は首を捻りながらハンバーグを食べ出した。


「潤の意地悪」


潤「そうか?」


潤が俺の肩に手を引いて抱き寄せる。


「ふふっ」


潤「後で翔の事も苛めよっかな」


「やだ怖いよ」


潤「がおー」


そんな俺達のやり取りを智くんとにのは呆れた様に笑いながら見ていた。
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