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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第70章 Second Wedding


ー翔sideー

2017年も年末に入り、ツアーと平行しながら怒濤の番組収録をこなしていく。


それも落ち着いた頃、東京でのツアーの会見に合わせて…俺達は俺と潤の結婚の発表と相葉くんの第一子誕生の記者会見に挑んだ。


会見はスタッフやメンバーのフォローのお陰で暖かい祝福に囲まれて終わった。


唯一恐れていた事。


あの記者が来たらまた…。
厳重な警戒で彼を会見場に入れない様にと警備を強化していた。


でもそんな心配とはよそに、彼は現れなかった。
安心とは裏腹に…何かが起こりそうな気がして怖かった。


また何か…考えてるんじゃないか。
そう考えると不安で堪らなかった。


それでも。


「大丈夫」


そう言って側に居てくれる潤が居るから…俺は頑張ろうと…そう思えた。


幸い、記者会見は穏やかな…ハッピーな気持ちで終える事が出来た。


会見後の撮影では何度も俺と潤のツーショットを求められた。


肩を寄せ合ったり、ハグを求められたり。
「ほっぺにちゅー」なんて要望まであって。
流石にそれは断ったけど。


プライベートを切り売りするのもしんどいけど…でもこうして祝福して貰えるのは本当に嬉しかった。
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