第69章 Essential
ー翔sideー
潤「駄目だよ!絶対駄目!!」
「潤そんなに怒らなくても…」
潤「駄目!!」
雅紀「でも…面白くない?」
智「俺も面白いと思うんだけど。松潤が個人的に嫌なだけだろ?」
ワーワーと騒ぐ潤を俺達4人が囲む。
遠巻きにスタッフがオドオドしながら見ていた。
潤「当たり前だろ。何で嫁さんの太ももコンサートで晒して喜ぶんだよ」
翔「じゃあギャルの格好止めるの?だったらまた最初から考え直さないと…」
雅紀「えー…」
潤「誰も止めろって言ってない。ミニスカートが駄目だっつってんの」
和「潤くん何言ってんの。ギャルの格好するのに何でミニスカートじゃないわけ」
雅紀「そうだよぉ。ミニスカートじゃないとギャルやる意味ないじゃん」
潤「うっさい!駄目なもんは駄目!!」
雅紀「ひぇぇっ…!」
潤の一喝に怯えた相葉くんが俺の後ろに回る。
雅紀「翔ちゃぁ〜ん!お宅の旦那さん怖いよ!何とかしてぇ」
「もう…潤。そんな長い間じゃないんだし智くんも相葉くんもミニスカート履くんだからいいでしょ」
潤「嫌だ!何で5万人に翔の太もも見られないと駄目なんだよ。俺の太もも!!」
「はぁ…」
智「まぁ、頭少し冷やそうか。とりあえず他のユニットやろうぜ」
雅紀「にのちゃん!やろう!」
潤から逃げる様に相葉くんはにのを連れて行ってしまった。