第68章 ママにプロポーズを
「翔…いくよ…」
声をかけながら俺はゆっくりと体重をかけていく。
翔「あ、あっっ…」
ゆっくりと翔の中に俺が飲み込まれていく。
ひとつになっていく。
「はぁっ…」
最後まで入るとゆっくりと息を吐く。
翔「じゅ、ん…潤…」
「どうした?」
手を伸ばす翔を抱き締めながら見つめると涙を流しながらしがみついてくる。
翔「潤…キスして…甘くて…深いの…」
「おいで…」
親指で唇を撫で、そのまま唇を重ねる。
翔「う、ん…ん…ふ…」
舌を差し込み、絡めると翔もそれに答える様に自分からも舌を絡み付かせてくる。
やっとまた俺達は繋がれた。
翔が戻ってきてくれた。
こうして愛し合う事が出来た。
愛してる…翔。
キスをしながら俺はゆっくりと腰を引き、一気に押し戻した。
翔「あぅん…!」
弾みで翔が声を上げながら口を離した。
翔「ば、馬鹿…」
「可愛い声だよ…ほら…もっと鳴いて?」
翔の腰を持ち、俺は腰を動かし始めた。
翔「あんっっ、あっっ、やっっ、潤っっ」
俺が突き上げるリズムに合わせて翔の声が上がる。
そうだ。
そして翔はいつも…正常位でする時はハグを求めてた。
年上の翔は俺にだけ甘える。
そんな時が愛しくてたまらない時間。
「翔っっ…愛してる…愛してるからっっ…」
翔「あっっ、潤っっ…愛してるっっ…俺だけ愛してっっ…潤っっ…」
翔を一層強く抱き締めて腰を突き上げる。
翔「やんっっ、潤もう駄目っっ…イっちゃ…」
「翔一緒にっっ…」
一気に最奥を突くと翔の中がぎゅっと締め付ける。
翔「潤っっ…あ、や、あぁんっっ!!」
「翔っっ…!」
翔が果てるのと同時に俺も翔の中に精を放った。
翔「じゅ、ん…」
「翔…」
繋がったまま、俺達はいつまでも抱き合っていた。