第67章 恋の行方 PART 2
智「あ〜疲れた…」
和「お疲れ様。メインボーカルさん」
智「ほ〜い」
ブースから出て来た智くんがにのの隣に座る。
和「喉大丈夫?」
智「ん。大丈夫」
見つめ合い、微笑む2人。
スタッフ「二宮さんお願いします」
和「はーい。さとし、翔さんの話続き聞いてあげててね」
智「ん?」
「ちょ!にの!」
和「たまには別目線の意見も必要でしょ?じゃね」
にのが手を振りながらブースに入って行く。
「もう…」
智「んで?どうしたの?」
ペットボトルのお水を飲みながら智くんが俺を見つめる。
「あ…いや…何て言うのかな…」
思えば…智くんに恋愛相談てした事…無かった気がする。
智「松潤関連?」
「う…」
智「ふふっ。翔くんがかずに相談するのは大体松潤の事だよな」
「そ、そんな事…」
智「仲良くやってんじゃないの?それ付けてるとこ見てると」
「え?あ…」
智くんにも見られた…。
もう…潤てば…。
「あの、さ…聞いていい?」
智「ん?」
「………今幸せ?」
智「………凄く。どうして?」
「………」
智「………まだ許せないの?」
智くんの言葉に俺は…どう言っていいか分からなかった。