第4章 ♣️願いが…
翔side
カードを順番に配り終え、準備は完了。
「さて、罰ゲームなんだけどね…」
言いかけたところで、智くんがゴクリと息を呑むのが聞こえた。
「負けた方が、今着ている服を一枚ずつ脱いでく、ってだけ。簡単でしょ?」
ふふっ…、ババ抜きしたいって言ったのは、智くんだからね(笑)
さぁ、どうする智くん!
「えっ~、寒いじゃん(泣)」
って、そこ心配するのね…
「…か、勝てば良いってことだよね…」
「そうだね、智くんが勝てば、脱がなくってもすむってこと」
うん、って智くんが頷いたのを確認して、いざゲーム開始!