第18章 ♥Sweet Sweet kiss♡
「自分で動いてみ?」
「やぁ…だぁ…」
涙を流しながら首を降るけど、身体は正直で…
「うっ…ん…はぁ…っぁ…」
俺の肩に手を付き、自ら腰を振る智くん。
「しょ…く…、キス…して…?」
薄く開いた唇の隙間から、赤い舌が覗く。
「…よろこんで…」
吸い寄せられるように唇に噛み付くと、激しく舌を絡めた。
「ん、ふ…っ…ん…」
角度を変えながら口内を犯し、手を腹の辺りで揺れる智くんに添えた。
上下に扱きながら、もう一方の手で背中をツーと撫でた。
「んんんっ…!」
途端に仰け反る身体。
「イキ…そ…」
「俺も…そろそろ…ヤバイ…」
智くんの身体を組み伏せ、膝が胸に付くぐらいまで折り曲げた。
「一緒にイコ…っか…?」
「ふふ…、一緒…じゃなきゃ…や…だ」
蕩けてしまいそうな笑顔をくれる智くんが可愛くて…
堪え性のない俺は打ち付ける腰の速度を速めた。
「あ、あ、あ、好…きだ…よ。
しょ…ぉ、すき…」
「はぁ…っ、俺…も、さと…しし…かいら…ない」
智くんの中がキュッと締まった。
「やっべ…イク…!」
「なか…に…だし…て…」
俺の手の中で智くんがビクンと震えた。
それと同時に、俺は智くんの中に熱を放った。