• テキストサイズ

こたつ de ×××【気象系BL】

第16章 ♣️探し物が・・・


智side


「で、翔くん、何探してんの?」

壁時計と腕時計を交互に診ながら、アタフタしてる翔くんに聞いて見た。

「えっと…、そうだ! クリアファイル…赤いクリアファイルに挟んだ…」

フムフム…(( ˘ω ˘ *))

「中に今日の資料が入ってて…。昨日昼間に作ったので…」

なるほどなるほど。

もうしどろもどろじゃん(^_^;)

「どこで作業したの?」

「…………………コタツ?」

俺達は寝室を飛び出し、リビングへ…

『せーの…』

の掛け声と同時に布団を捲る。

『あったー!!』

しっかりありましたよ、赤いクリアファイルが…

「ありがと〜、智くん!」

いえいえどういたしまして(^^)v

「ところでさ、智くん? さっきからずっと我慢してたんだ、俺。…そろそろ頂いちゃってもいい感じ?」

へっ?

答える間もなく、スッポンポンの俺は翔くんに押し倒されてしまった。



その日、

翔くんは遅刻をし、コタツでの作業は行わないことを、心に強く決めたのは、言うまでもない。


おしまい。
/ 248ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp