第16章 ♣️探し物が・・・
智side
もぉぉぉっ!
翔くんたら、朝っぱらからウロチョロウロチョロ。
俺はまだ眠たいのにぃヾ(o`ω´o)ノ゛
せっかくヌクヌクだったのに、お布団まで捲られてさ…
お尻が風邪引いちゃうじゃん(#^.^#)
あぁ…、もう寝てらんない…
「翔くん、何してんの?」
「あ、智くんおはよう♡」
チュッて…
どんなに慌ててもチューだけは忘れない翔くん。
「探し物?」
「あ、そうだった!」
思い出したように手をポンと鳴らして、またしてもウロチョロバタバタ…
たまに頭をボリボリしながら、首を傾げてはウ〜ンって唸ってる。
「俺も手伝ってあげる」
ベッドからでて、寝室をくまなく探す。
あれ?
探し物って何?
肝心なこと聞くの忘れてたみたい。
「ねぇ、翔く…キャッ」
いきなり後ろから腰を掴まれた。