第14章 ♣洗濯物が・・・
翔side
久しぶりに仕事が早く終わった。
最近何かと忙しくて、なかなか智くんの相手もしてやれなかったから、今日は目一杯可愛がって上げよう(o´艸`)
今日の晩御飯は何かな〜♪
スキップしながら楽屋を出た俺のポケットで、突然ブルブル震え出すスマホ。
お、智くんかな?
足を止め、ポケットからスマホを取り出した。
液晶には「松本潤」の文字。
何だろう、こんな時間に…
「もしもし、どした?」
「あー、翔さん? その様子じゃ忘れてるね、俺との約束」
電話の向こう側、呆れた様子で溜息を吐く潤。
うん、忘れてる。
約束なんてしたっけ?
「ごめん…。なんだっけ?」
「今日飲み行くって約束したじゃない?」
………………あぁ、したわー!
そうだ、すっかり忘れてた(^^;
「悪い、家飲みじゃダメ…?」