第13章 ♠迷子が・・・
智side
もぉ〜、うるさいなぁ…
誰だよ、俺を“変な人“ 呼ばわりするのは…
せっかく気持ちよく寝てるのに…
…はっ!!
俺今寝てた?
思い出した!
翔くん待ってるつもりで、展示用のコタツに入ったらウトウトしちゃって…
えっ、ちょっと待って、翔くんは?
手で目をゴシゴシしてみる。
「あっ…」
しょう…く…ん…?
ね、ねぇ、すごい顔してるよ?
お口パッカーン開けちゃってさ…
眉毛も下がってるし…
撫で肩が、更に撫でちゃってるよ?
その姿、
超マヌケだよ?
アレ?
なんで“回れ右”してるの?
俺ここだよ?
待ってよぉ〜!
置いてかないでぇ〜〜(#゚Д゚)y
その後、
帰りの車内、大量の荷物と共に、大きなダンボール。
智くんのオネダリで、コタツを買わされた翔くんでした。
おしまい