第19章 DESPERATE
大野Side
N:「私も好きですよ?
智のこと…」
嬉しくて和のことを見ようとした瞬間…
後ろからものすごい圧迫感を感じた。
「あっっ、ああああんん」
忘れてた…そうだ…あのおもちゃ…。
N:「智もこれ、好きでしょ?
落としそうだったから…
ちゃんと戻さないとね?」
和の手に力が入って
さらに奥へと押し込まれる。
「か…ずっ、だめぇぇぇ」
押し込まれた衝撃が快感に変わって
躰中を駆け巡る。
「ひゃっ、あ、あああっっ
っぅんんっっ!」
N:「智…イったの?
ドライでイッちゃうなんて…
ほんと淫乱だよね?」
衝撃にベッドへと突っ伏したおいら。
和の声がそんなおいらをなじる。
違うって否定したいけど…
そんな余裕はどこにもない。
吐き出したい欲は
いまだに塞き止められ出口を求め
躰の中でどんどん熱を上げていく…。
ゆっくりと首を振るのが精一杯。
そんなおいらに和は容赦なく言い放つ。
N:「智?
休んでる場合じゃないでしょ?
私はまだイってないんですから…」
和のその言葉になんとか身を起こし
再び和のモノに舌を伸ばした。
N:「ふふふ、そう、上手ですよ?
一人だけ気持ちよくなるなんて
それじゃお仕置きになりませんからね?」
もうなにも考えられなくて…
ひたすら和の大きなモノに舌を絡めた。