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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第3章 楽園


二宮Side


雅紀に促されて四つん這いになる。
この時点ですでに羞恥で
おかしくなりそうになる。

自分の浅ましい部分を晒す…。

恥ずかしい…
でも…雅紀とひとつになりたい…。

雅紀が好きだから…
恥ずかしいことでも出来る…。

雅紀の唇が背中を辿る。
じらすようなキスがくすぐったい。
思わす身をよじる。

雅紀の唇が背中を下へ下へ
滑って行くごとに期待でいっぱいになる。

雅紀で満たしてほしい…。

雅紀の指が俺の後ろに触れる…。
濡れた感触に期待が膨らむ…。

ゆっくりと入ってくる雅紀の指。
ローションのぬめりがあるせいか
痛みはない。

雅紀はいつもそう。
俺が辛くないようにと考えてくれる…。

指が抜き差しされる。
じらすようにゆっくりと…。

それはそれで気持ちいいんだけど…
もっと刺激が欲しい。


「あっ………あん……んっ」


俺の口からは漏れる甘い声。
自分の声とは思えない声に更に興奮する。

指が増やされる…。
でも抜き差しは相変わらすゆっくりで…。
もっと強い刺激が欲しくて…腰が動き出す。


A:「どうしたの?腰、動いてるよ…」


雅紀が意地悪く囁く。

知ってる…お願い、もっと強く…。

念じるけど伝わらない…。


A:「和?どうしてほしいの?
  口に出さないとわからないよ?」


雅紀が促す。

あぁ…もぅ…我慢できない…。


「お願い、もっと…もっと…して。
 雅紀を感じたいよ…」


A:「よく言えました…」


そういって雅紀は
指を動かすスピードを上げる。


「あぁ…ダメ…そこ…」


雅紀の指が一番弱いところを責め始めた…。

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