第42章 フリージア
Sho side
潤「んっ…んん…ふぁ…っ…」
潤の口元から熱い吐息が漏れる
それに合わせて
ちゅくちゅくと水音が響くと
躰の熱は自然と上がる
翔「んっ,はぁ…潤…愛してるよ…」
今日はもう遅いし…
明日も二人とも仕事だし…
寝た方がいいのはわかってるけど
二人でいれば触れたくなる
潤「ぁ…んっ,俺も…っ…翔…くん…躰,熱い…よ?」
躰をくっつけたまま
互いのバスローブの紐を解いて
肌をくっつけると
熱が吸収されて気持ちいい
翔「ん…潤が傍にいるから…」
そのまま脇腹に手を滑らせると
俺の下で躰が震えて
少しずつ温かくなってくる
それが…熱を分け合ってるみたいで…なんだか嬉しかった
潤「っ…ぁっっ…んんっ…熱…あるんじゃない…?」
潤の手が俺の額に添えられた
少しひんやりした手が気持ちいい
それでも…潤が目の前にいたら
潤に触れずにいるなんて無理だから
手は休まず潤の躰を滑らせた
潤「ぁぁっ…ん,翔くっ…大丈夫…なの?」
翔「大丈夫…潤に触ってるのが一番の薬だから…」
ちゅっと口づけると
はぁ…と熱い吐息に変わって
やっぱり俺の熱が潤にうつっていく
翔「でも…うつしたらごめんね…」
言いながらも,やめることはできなくて
そのまま唇を首筋へ落としていく
潤「あっ…んっ,ぁ…はぁっ…いい…よ…うつしても…また…看病してくれる?」
翔「もちろん」
顔を上げて視線を絡めて笑い合うと
それを合図に,喋ることも忘れて
潤の躰に舌を這わせた