第4章 アゲラタム

Sho side

潤の歯が肩にグイグイと食い込んで痛みが走る

更に腕もギュッと掴まれたかと思うと

オナカに暖かい感触が広がった

潤「…っ,んんんんっ…」

俺のモノを締め付けながら
潤の躰が何度も跳ねた

翔「…っ……っ」

潤を支えることを意識したり

食い込む肩の痛みに耐えたり

わりと理性が働いていたからか

潤の絶頂の締め付けを
無意識にやり過ごしていた

ぐったりと俺に凭れて
呼吸を整える潤の頭を
優しく撫でてから

躰を支えて反対側へ押し倒し

砂浜の感触がするテントの床へ寝かせた

潤「はぁ,はぁっ…ぁああっ…」

まだ中に入ったままだから

イッたばかりの躰に振動を受けて
潤は身を捩る

翔「潤…少し我慢して…」

潤「…え?」

潤が聞き返すのが早いか

俺はギリギリまで自身のモノを抜いて

いっきに奥へと送り込んだ

潤「あっんんんっ……ふ,んんっ…」

嬌声をあげる潤の唇を
自分の唇で塞ぎ
声を呑み込んだ

絶頂を迎え熱く蠢く潤の中は
しっかりと俺に絡みついてきて
高まっていく

首を振りながら涙を流す潤の躰は
ビクビクと跳ね,淫らに捩れる

最奥を何度も貫けば

あっという間に俺も絶頂を迎えた

翔「んっ……ふっ…んん…」

潤「んんんっ……んんっ…」

2人の声が口内でぶつかり
舌を揺らした時

俺は潤の奥に熱を放った