第37章 アンスリウム
Sho side
潤「はぁっ,はぁっ…翔く,ん…」
熱を吐き出して潤の隣に転がると
潤が躰を摺り寄せてきた
翔「…はぁ…可愛かった~…」
抱き寄せて,まだ頭についていた猫耳をわしゃわしゃと撫でた
潤「にゃぁ…」
黒猫の潤がぺろぺろと俺の唇を舐める
翔「擽ったい…」
少し身を引くと
いたずらっぽい顔した潤が
俺の顔を覗いて
更に躰に舌を這わせてくる
翔「ぁっ…ん…はぁっ…黒猫くん…まだ足りないの??」
潤「にゃ,にゃぁ…」
顔を胸に埋めてぐりぐりと擦りつける黒猫…
翔「でもさ…やっぱり…猫じゃなくて潤がいいな…」
まだ頭についていた猫耳も外して
ちゅっと唇を重ねた
翔「斗真にお礼言わなきゃな~…潤が可愛く鳴いてくれたよって」
潤「ばっ…言わなくていいっ‼」
翔「え~?でも,潤も気に入ってたんでしょ?」
ノリノリだったよ?と囁くと
顔を赤らめてそっぽを向いた
翔「嘘だよ…誰にも言わない…」
後ろを向いてしまった潤を
しっかり抱き寄せて
猫じゃない,潤の感触を抱きしめて味わう
あんな可愛い黒猫の潤くんのことも…
コスプレでいつもより激しく求めちゃったことも…
まぁ…斗真にはすぐバレそうな気もするけど…
やっぱり…
翔「二人だけのヒミツで…」
* To be continued....