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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第31章 ユウガオ


Sho side

潤「わー…この演出カッコイイなぁ…」

翔「スゴイね,斗真の殺陣も引き立ってる」

映画を見ながら時折会話を交わして
傍にある温もりを感じて…

こんな贅沢なことってないな…なんて思った

翔「寒くない?」

潤「翔くんがいるから大丈夫っ…翔くんは?」

おまけに,傍にいるのはかっこよくて可愛い最高の恋人だし

翔「俺も,潤がいるから大丈夫っ」

真似して言うと,照れくさそうに笑った

潤「翔くん最近鍛えてるの?ココ硬いね」

潤の手がお腹に触れて指でツンツンと押してくる

翔「擽ったいって…ふふ…ライブもあったし…あとさ,潤のこと抱っこしたかったし?」

膝に置かれた頭を抱きしめると
お腹に顔を埋めてきた

潤「俺も鍛えようかなぁ」

翔「潤はもう十分…それ以上格好良くなってどーするの?」

ただでさえ俺よりカッコイイんだから…

潤「でも,翔くんを守れるようになりたいし」

ふと,映画に目をやると
斗真がカッコイイ立ち回りで
女の子を救い出していた

斗真を見る目線はいつもライバル目線

でも誰よりもわかり合ってる親友だから
面白いな,と思う

翔「俺は潤がいてくれれば何でもできるから,守ってもらってるよーなもんだけど?」

俺の言葉にぱっと表情が輝いた

潤「俺もっ…翔くんがいればなんでもできるよ」

キラキラする笑顔が可愛くて
ギュッと抱きついてくる姿が愛おしくて
心臓がドキッと跳ねる

翔「…潤が傍に居てくれたら,何回だって,できるし…ね?」

お腹にある頭をギューっと抱えると
苦しそうにもがきながら顔をあげた

潤「しょーくん…コレ…なぁに?」

にやっとして俺を見上げる

翔「潤が傍にいるからしょーがないの」

斗真の映画が流れてるのも忘れて
潤の手の中で俺の中心は
どんどん硬く,熱くなっていった
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