第31章 ユウガオ
Sho side
潤をベッドに座らせて
ごそごそとクローゼットを漁った
潤「…ごめんなさい…」
俺の背中に遠慮がちに謝ってくる
翔「やり過ぎだったよねぇ?いくらなんでも…おでこくっつけてちゅーでもするつもりだった??」
潤「違っ……ぁ…っ……何それ…」
反論しようとした潤は
振り向いた俺が手にしていた物を見て固まった
翔「潤はほっとくと誰にでもあんなことしちゃうんだから…ちゃんと繫いどこうと思って」
にっこり笑いながら近づいて
後ずさる潤の両手をまとめ上げ
頭の上で布の手錠をパチンと留めた
潤「や…やだっ…許してっ」
翔「だーめ,許さないよ?」
ベッドヘッドに手錠をくくりつけて
服を脱がしていく
身を捩って抵抗するけど
容赦なく全部服を抜き取った
翔「綺麗だね…」
馬乗りになって胸元をつーっと撫でると
ピクッと躰が揺れて大人しくなる
それを見計らって脚を胸に押しつけるように持ち上げて
潤「やっ…やだ,やだっ…」
もう一つ…柔らかい布で出来た長い紐を
くるくると潤に巻き付けていく
脚を開いて固定して
全部俺から見えるように
躰に痕が残らないように
注意を払いながら…
潤「ごめんなさいっ…許して…」
それでも暴れる手足を抑えて
潤の顔に近づき
潤がニノにしたように
耳…鼻…眉…とゆっくり触った
潤「も…しないからっ…」
最後に涙の零れそうな目尻にちゅっとキスを落とした
翔「痛くない?」
潤「痛く…は,ないけど…っ」
頬をピンクに染めて
瞳に涙をいっぱい溜めて
俺を見上げる
潤「…解いて…っ」
そう言いながら一生懸命首を振る
でも…脚の隙間から覗く
潤の中心はすでにしっかり
上を向いていた